発行冊子の紹介


第86号 2017年 1月 発行

   目次  
【86巻頭言】                      
記紀神話の魔力と魅力                 河越尚司
「方~里」表記をめぐって(2)            中村 修  
百済観音の飛鳥時代(第9回)             山下輝幸
会員広場【小休止】
アンデス通信39                   市木尚利
【新刊紹介】塚口義信博士古希記念遍『日本古代学論叢』 
「磯宮」について                   中村 修
初期ヤマト政権の国家神の転換に関する考察       河越尚司
古代史研究のレファレンスについて(3)        上遠野浩一             
 
【巻頭言】現地の重み                 上遠野浩一
 最近『古事記』『日本書紀』には巧妙な罠があると考えている。それは記紀神話が冒頭にあることだ。神話は歴史時代以前の記録なので当然ではないかと思うだろう。  
 しかし記紀神話の成立は8世紀だ。『古事記』『日本書紀』を読む場合、当然記紀神話から読み始める。
 久しぶりに読み返し、直木孝次郎に、現地の重みを感じた。改めて、現地を訪れることの大切さをかみしめた。